今まで滞っていた状況が
急に動き始めるのだと思います。
迷いがある時の一歩は
地面にたどり着くまでに
長い時間を要します。
たとえ地面を踏み締めても
「本当にこれでいいのだろうか」
そんな気持ちが常にあり
次の一歩のために蹴り上げることを
躊躇ってしまうのです。
長い道の先にある目標は
もうずっと前から見えていました。
けれどそこまでの道順が
あまりよくわからなくて
迷いながら躊躇いながら
結局はその場で足踏みしていました。
いきなりそこを目指すのは
やっぱり無理があるのだと、
そう気づくことで今が見えてきます。
ずっと見上げてばかりいては
足元に気遣うことができません。
僅かな窪みや道端に転がっている小石。
それらを避けたり、除いたり
そんな瑣末な事柄が
大きな成長に繋がるのです。
大きく踏み込まなくても
無駄な歩数を数えても
目の前の地面しか見えていなくても
一日の終わりに、見上げた場所に
目標が臨めたら
あなたの今日は間違っていません。
昨日手を焼いた事柄に
今日は手慣れた仕草で取り組める。
そんなささやかな成長を
大切にしてくださいね♪
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