あなたという器の中には
いくつもの想いが混沌と入り混じっています。
中には全く相いれないものなども
含まれていて、
あなた自身がはじき出した答えを前に
戸惑ってしまう事もあるでしょうし
同じものに対して昨日と今日で
全く別の感情を抱くあなた自身に
驚いたりもするのでしょう。
ひとつの事柄に対して
いくつものあなたが顔を出すのは
「優柔不断」だからではなく
物事を多面的に捉えている証です。
有益なアドバイスやヒントは
いつだって謙虚でほんの少し傲慢で、
素直に姿を見せてはくれません。
だからあなたは根気よく
何度も様々な表情で
状況に立ち向かうのです。
表面的に捉えてしまっては
何も語りかけてきてはくれない状況も
様々な方向からアプローチをしかけることで
根負けして
少しずつ姿を晒してくれるようになります。
そしてその関わりの中で
あなたはまた新しいあなたを器に湛え、
今日という現場に
飛びこんでいくのです。
「無骨だけれど逞しい」
そんなあなたを育てていきましょう。
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