ライナスは大切な毛布を握りしめながら、
大人顔負けの「語り」をします。
毛布を取り上げられそうになると
必死になって抵抗します。
幼い頃には
「これがあるだけで安心」というものがあって、
ママが恋しい時、なかなか眠れないとき
そっと抱きしめていたのだと思います。
今のあなたにとって「ライナスの毛布」は
何なのでしょうか?
大人になるとともに
言葉も技術も巧みに操れるようになりました。
ある程度の自由を手に入れて
欲しいものをその手に掴む術を知り
知恵も知識も付け、それなりの成長を
遂げてきたのだと思います。
だからといって子供の頃よりも
満たされているとは、
あまり思えてはいないのではないでしょうか。
むしろ笑顔で我慢したり
不本意なことを引き受けたり、
駄々を捏ねたり、泣き叫んだりできない分
感情は捻じ曲げられた状態で
どこかに閉じ込められているのかもしれませんね。
あなたは満たされているのです。
不平不満は尽きなくて、
些細な諍いなんかも日常茶飯事で。
けれどしっかりと向き合うことができているのです。
そんな日々を「充実している」と
感じられるあなたにはもう
「ライナスの毛布」は必要ないのだと思います。
現実を、その手でギュッと
握りしめてくださいね♪
ご愛読いただいている皆様に
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