荒廃した建物が
崩れ落ちるのは必然です。
私利私欲にかられた組織が
崩壊していくのもまた必然です。
無理に引き止めようと
足掻かないでください。
危ういものでなければ
手を尽くさなくても
傾いたりはしません。
たとえ傾いていたとしても
土台がしっかりしていれば
ほんの僅かな支えで
踏みとどまることができます。
逆に踏みとどまれるものを
見当違いの場所から支えることで
崩壊へと導いてしまうこともあります。
今の状況に於いて
「崩れないようにと手を尽くす」
そんな立場の人と
「崩れた後の再生を担う」立場の人が
そうと知らず右往左往しています。
「崩れる」予感を覚えたら
「あなたになにができるか」を
考えてみてください。
その答えがはっきりと見えるのなら
あなたは「崩壊」の場面に携わる人です。
迷わず飛び込んでいきましょう。
その答えが見つけられないのなら
あなたは「再生の時」まで傍観者として
その責任を果たしてください。
そしてどんな立場であったとしても
真の出番が来た時思う存分発揮できる。
そんな力を養いましょう。
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