たとえば「10年後こうなっていたい」
と、理想のあなたを描きます。
そこへ向けて日々努力を重ねます。
一区切りついたとき。
「今日もがんばった」
そんな実感を持ったとき。
理想のあなたを見上げて
「それなのに全然届かない」
そんな風にがっかりしてしまいますよね。
あなたを奮起させるのは「目標」です。
けれどそれを「阻む」のも目標で、
そこへの道のりの長さを考えたら
どうしたってやる気は失せてしまうのです。
幼い頃は、ほんの僅かな成長でも
周囲の大人は喜んでくれました。
大人になってからは「当たり前」のことを
ほめてくれる人はあまりいません。
けれど実際には、当たり前のことを
当たり前にやり遂げることにさえ
努力を要するわけです。
大きな目標の前では今日の些細な成長も
「当たり前」なのかもしれません。
でも昨日のあなたから見れば
途中で閉じてしまった本の
ページを進めただけでも
「根気」を身につけていますし、
新しい知識をその分だけ吸収したという
快挙を果たしているのです。
それを褒めてくれる人はいません。
だからこそあなた自身だけは
認めてあげて欲しいと思います。
長い道を見つめて
溜息を吐くのではなく
今日進む一歩に眼を向けてくださいね♪
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