今まであると信じていたものが
突然目の前から消えてしまったら
誰でも不安になります。
けれどちょっと冷静になって
手の中を見つめてみたとき「これで良かった」
そう思えることも多いのではないでしょうか。
弱い所を庇うように足を引きずっていました。
これでは思ったように進めないと
杖を突き、そうしてあなたは今まで進んできました。
あなた自身に「力」がついたことで
今まで頼りにしていたものは
不必要になってしまったのだと思います。
それでも最初は自信が持てず
手放すことを恐れていました。
時々思い出したように体重を預けてみたり
使うことはないのに持ち歩いてみたり。
そしてある瞬間にさりげなく壁に立てかけ、
そのまますっかり置き忘れてしまったのです。
必要なものであれば
あなたは決して離したりはしません。
側にあるという安心感よりも
持っていることで「行動を制限されてしまう」
という気持ちが強くなっていることに
気づいたのではないでしょうか。
失うことは
どんなに些細なものでも心が痛みます。
けれそそのことが
現実を見つめるきっかけになるのだとしたら
失うことよりも得ることの方が
遥かに大きいのだと思いませんか?
成長したあなたの
今とこれからを大切にしてくださいね♪
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