細い杭の上で両手に荷物を持って立った時、
そこから落ちないようにと
一所懸命バランスを取りますよね。
どちらかの荷物が重ければ
反対側へと身体を傾け
少しでも安定感のある状態を探し出します。
どんな状況でも「そこに留まる」気持ちがあれば
心も身体も「安定」に向けて
微調整を試みるのです。
他の誰かかから見たら傾いでいるように見えても
あなたは今絶妙なバランスを保ちながら
その場所に立っているのだと思います。
窮屈で狭い場所が妙に落ち着くように
今あなたは満足感を得ています。
幸せの秤は人それぞれです。
「安定」の設定も人によって違います。
「大丈夫?」
そんな風に尋ねられれば
不安にもなるでしょうけれど
今の状況に対して前向きでいられるのなら
あなたは「全然大丈夫」なのです。
もちろん不満だって全くないわけじゃありません。
時にはぐらりと揺れてしまうことだってあります。
それでもその手に握りしめたものを
手放さずにいられるのなら
あなたの秤は間違ってはいないのです。
人に惑わされることなく
感覚を磨いてくださいね♪
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